Umbrella


「雨が降ってきた 傘は持ってきたかな?」
せっかく君に会える日だったのに
晴天の日が続き しばらくは梅雨入り
君の出番が増える 君にとってはいいけど

映画は最近も見たし 特にすることもない
いいメロディーさえ 浮かぶ余地もない

コンビニではビニール傘が売り切れてるね
生き急いで行く人たち まるでレースのように
代わり映えのない日々 それでも心の中の天気は
毎日変わって行くよ 君といられるなら

「雨が止んできた 傘はもういらないね」
そんな冗談(あるある)も言ってきてはいるけど
雲は空を覆い どんよりとした空気
天気に左右される 僕らはちっぽけだけど

「この闇を越えたのなら 朝はやって来る」だなんて
そんな使い古されたセリフもういらない

傘立てにはたくさんの傘が立てられてるね
忘れたことなんてのは 何回でもあるでしょ?
どうして人は同じ間違いをしてしまうんだろう?
だけどねそれは誰にも当てはまることなのだから

いつの間にか 青空が広がってきてるね
今から何をしようかな? 何でもできるよ
透き通った空は どこまでも続いていくように
終わらない未来 予知しているみたいだね